銀河英雄伝説・首席元帥
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田中芳樹氏の小説・「銀河英雄伝説」についてです。
第10巻「落日篇」でラインハルトは6人の上級大将を
元帥に昇進させるとともに、ミッターマイヤーを首席元帥と
するように指示しています。
オーベルシュタインはこのときすでに元帥になっていますが、
ラインハルトは、オーベルシュタインよりもミッターマイヤーを
上位に置くことを意図した、ということなのでしょうか。
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ラインハルトは文官をないがしろにすることはありませんが
それ以上に武官に対する信頼が大きいのではないでしょうか
オーベルシュタインとミッターマイヤーだったら
やはりミッターマイヤーを上にしたいんでしょうね
他の部下が見ても納得する人事でしょうから
(理屈ではなく、感情面の問題で)
元帥達は誰も「あのオーベルシュタイン」の下につきたがらないのは明白ですが、それ以上にラインハルトはミッターマイヤーを特別視している事も忘れてはいけません。
キルヒアイスに次ぐ存在、と言っても良いかも知れません。
回天編ラストの会話を思い出しましょう。
無論、彼をもってオーベルシュタインを掣肘させようという意図もあったのかも知れませんが。
>ラインハルトは、オーベルシュタインよりもミッターマイヤーを
>上位に置くことを意図した、ということなのでしょうか。
と いうよりは、オーベルシュタインを他の元帥の上位においた場合、他の元帥がラインハルトに持っている求心力が揺らぐからでしょう。
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