「銀河英雄伝説」・中でもジークフリード・キルヒアイスの存在は私にとって<すべて>でした。本編10巻の中、最初の2巻で
ラインハルトの命をかばい、亡くなってしまいますが、だからこそ、心に残るのでしょうね。
死んだキャラクターの中で一番印象に残ってるのは、ヤンですね。主人公(といって良いのかな)だし、だいぶ引っ張ってからの死でしたし。その点、キルヒアイスが死んだ時は、えっ?っていう感じでした。アッサリ早々と死にすぎて・・・。むしろ、死んだ時よりも、死んだ後に彼がいないことを感じさせられることが多くて(作中にも何度もしつこいくらいに「キルヒアイスが生きていれば」っていう表現が出てきますけど)それはそれで印象に残っています。
特に帝国派でも同盟派でもないですが、ただ、同盟の側の、帝国と比べての人材のいなさっぷり、上層部でありながら愚かで利己的な人も多く、それにヤンが足を引っ張られるようなことも多かったので、同盟派というよりはヤン艦隊派という方がいいんでしょうね。それにしてもこの人の作品は、有能で知的で高潔な人間と、無能で狭量な小人とが対照的に描かれることが多いような気がします。
本当に、キルヒアイスは「いいひと」でした・・・。
私はビュコック提督の生き様がよかったです。
民主主義の盾になり、民主主義のために死ぬ。
軍隊は国民を守るためにあるもの・・・(ヤンも同じ考えですが)
今の政治家に見習って欲しい。
ロイエンタール元帥が好きなので帝国派ですな。死に方もかっこいいです。でも、皇帝ラインハルトと戦ってほしかった・・・。
外から見てるので、どちらでも好きな人・嫌いな人はいます。
ただヤンにしろ、キルヒアイスにしろ、ラインハルトにしろ
亡くなったときは号泣でした。
著者も言ってますが、キルヒアイスは早く死にすぎたと思います。
で、質問は? ここは感想を述べる場ではない。分からない事を質問するとこ。
正直帝国側は誰が死んでも特に。
ヤン、フィッシャー、ビュコック、チュン・ウーチェン、シェーンコップ、メルカッツとかのほうが・・・・
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